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2019年度のグループ売上高を7億3,600万ユーロと発表。 2020年下半期より、安全対策を講じて見本市を再開

2020/07/16

国際見本市会社メッセフランクフルトは、2019 年度のグループ売上高が7億3,600万ユーロ(約894億円)と過去最高を記録したことを発表しました。世界中で423のイベントを開催、510万人の来場者を誘致し、総来場者数は前年より30万人増となりました。新型コロナウイルスの影響で2020年2月以降は見本市を中止または延期していましたが、安全と衛生対策を講じた上での再開に向けて準備を進めています。10月に開催される「フランクフルト・ブックフェア(Frankfurt Book Fair)」を皮切りに、「フォームネクスト(Formnext)」と「ハイパーモーション(Hypermotion)」が続き、世界各国で多くの見本市が再開される見通しです。

メッセフランクフルト代表取締役社長 兼 最高経営責任者のウォルフガング・マルツィン(Wolfgang Marzin)は次のように述べます。「イベントビジネスが一時的に閉鎖されたとしても、私たちのミッションが途絶えるわけではありません。弊社はこのような変化に適応しながら、未来に向かって取り組み続けています。新型コロナウイルスによる危機的状況下でも、過去10年間実践してきた持続可能な成長戦略により乗り越えられると確信しています。」

現在、グループ全体で18本の新しい見本市やイベントが企画されています。代表的な新規イベントとしては、これまでベルリンで開催されていた「プレミアム(PREMIUM)」「シーク(SEEK)」「ネオニット(NEONYT)」を代表とするヨーロッパ最大のファッションイベントが「フランクフルト ファッションウィーク(Frankfurt Fashion week)」として2021年夏からメッセフランクフルトで開催されます。同時に「ファッションサスティーン(FashionSustain)」や「ファッションテック(FashionTech)」のカンファレンスも開かれ、2,000人を超えるデザイナー、ブランドやファッション関連の企業が新しいエコシステムを発表します。メッセフランクフルトが主催する約60ものテキスタイル関連見本市に、「フランクフルトファッションウィーク」が加わることにより新たな価値の創造が期待されています。また、フランクフルト国際見本市会場内のホール5の建て替え工事も計画通り進んでおり、2023年に近代的な見本市会場として生まれ変わる予定です。

メッセフランクフルトグループは、これからも世界経済の活性化に貢献し続けます。



■2019年の年次報告書(英語)http://m-es.se/Zk18


メッセフランクフルトについて
メッセフランクフルトは、自社で国際見本市会場を保有し、年間売上高約7億3,600万ユーロを誇る、世界でも有数の見本市主催会社です。世界中に29の拠点を持ち、全体で約2,600人の従業員が働くメッセフランクフルトは、グループのネットワークを活かして各国間で連携を取りながら、見本市&イベント、地域性、サービスの3つの枠組みで、各地であらゆる産業界を牽引する見本市を開催しています。見本市運営だけでなく、デジタル事業にも注力しているほか、会場の貸出から、施工、マーケティング、スタッフサービスやケータリングまで、多角的に顧客企業のビジネスをサポートしています。メッセフランクフルトは、ドイツ・フランクフルトに本社を置き、同社株の60%をフランクフルト市、40%をヘッセン州が保有しています。
より詳細な情報は公式ウェブサイトをご覧ください。www.messefrankfurt.com