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待望の見本市再開、4月から見本市やイベントが続々と。メッセフランクフルトが4億ユーロの売上を目指す

2022/08/01

国際見本市主催会社のメッセフランクフルト(ウォルフガング・マルツィン(Wolfgang Marzin)代表取締役社長 兼 最高経営責任者)は、2022年6月28日にメッセフランクフルト本社で記者発表を行いました。ウォルフガング・マルツィンは「世界では未だ不確実な状況が続いていますが、メッセフランクフルトで開催される見本市やイベントに対するドイツ国内外からの関心は非常に高く、2022年下期の展望は明るいと確信しています。すべての見本市が予定通りに開催され、ビジネスが通常モードに戻れば、2022年の売上高は4億ユーロを超えると予想しています」と述べました。

新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、2020年3月以降、メッセフランクフルトでは見本市の延期や中止を余儀なくされてきましたが、今年4月からは一切の制約を受けることなくすべての見本市やイベントが予定通りに開催されています。メッセフランクフルト主催見本市の再開は、今年4月の「プロライト & サウンド(Prolight & Sound)」から始まりました。待望の見本市開催に32カ国・地域から400社の出展者と93カ国・地域から20,000名の来場者で会場内は活気に溢れました。翌5月に開催された食肉産業機械国際見本市「IFFA」には860社が出展。そのうち58%がドイツ国外から参加し、約50,000名が来場しました。6月には「ハイムテキスタイル(Heimtextil)」「テクテキスタイル(Techtextil)」「テックスプロセス(Texprocess)」の同時開催に2,300社が出展、63,000名が来場しました。今秋9月には「アウトメカニカ フランクフルト(Automechanika Frankfurt)」が予定され、現時点で60カ国・地域から約2,500社の出展が決定しています。そして10月開催の「ライト + ビルディング(Light + Building)」では46カ国・地域から約1,300社の出展が予定されています。

メッセフランクフルト主催見本市以外では、5月にヨーロッパ最大のMICE産業見本市「IMEX」がフランクフルト国際見本市会場で開催され、76カ国・地域から9,300名の参加者が一堂に会しました。他にも同月だけで全35本のイベントが開催され、約110,000名の参加者がフランクフルトに集まりました。
また、世界28カ所を拠点とするメッセフランクフルト グループでは、アメリカ、イタリア、ドバイ、日本でそれぞれの見本市を再開させており、その規模はコロナ以前の状況まで戻っています。

選択と集中で戦略的な見本市再編
これまで1月、2月にフランクフルトで開催されてきた消費財見本市は2023年から再編されます。「アンビエンテ(Ambiente)」「クリエイティブワールド(Creativeworld)」「クリスマスワールド(Christmasworld)」は、「Home of Consumer Goods」をテーマに2023年から 2月に同時開催されます。取締役のデトレフ・ブラウン(Detlef Braun)は「メッセフランクフルトは外部環境の変化と市場のニーズを見据えて、戦略的に見本市の再編に取り組んでいます。これらの見本市を一つにまとめることにより、世界中のバイヤーにより利便性の高い発注プラットフォームを提供します」と語りました。
また、メッセフランクフルト グループは2010年以来、持続可能な企業経営に必要不可欠な国連グローバル・コンパクトに加盟し、サステナビリティを企業戦略の柱の一つとして推進し続けています。この7月に国際自転車見本市「ユーロバイク(EUROBIKE)」がフランクフルト国際見本市会場で開催されましたが、メッセフランクフルトがスポーツ、レジャー、健康、未来のモビリティ・ソリューションを示す場となったことは、見本市主催者そして会場運営会社として新しい価値を持たせました。

進化を続けるメッセフランクフルトの見本市会場
フランクフルト国際見本市会場ではコロナ禍でもホール5の工事を継続しており、予定よりも早い2023年2月上旬から稼働します。さらに会場南側(ヨーロッパアレー)、約5,000平方メートルの敷地に4階建てエントランスの建設工事も進めています。2025年完成予定で、都心部に立地するイベント会場として、更なるアクセスの向上を目指しています。

メッセフランクフルト ジャパンの状況
ビューティ、インテリア、ペット産業、保育、製造業などさまざまな産業での見本市を主催するメッセフランクフルト ジャパンは、2022年に計10本の見本市を予定しています。上半期では5本すべてを開催することができ、多くの出展者や来場者を集めるまでに回復しました。

メッセフランクフルトグループの強みは30年以上にわたり世界の主要都市で見本市を開催してきた実績とグローバルネットワークです。さまざまな要因から世界経済は新たな課題に直面していますが、戦略的に挑戦を続けていくことで、これからも見本市を通じて多種多様な産業の発展に貢献します。


報道関係者からのお問合せ先
メッセフランクフルト ジャパン株式会社
プレス担当:加来
Tel 03-3262-8453 / Fax 03-3262-8442
press@japan.messefrankfurt.com / www.jp.messefrankfurt.com


メッセフランクフルトについて
メッセフランクフルトは、800年以上にわたり見本市会場として親しまれるドイツ・フランクフルト市に本社を構える世界最大級の国際見本市主催会社の1つです。約40万平方メートルの見本市会場を自社で所有し、同社株の60%をフランクフルト市、40%をヘッセン州が保有しています。グループ全体では世界中に28の拠点と約2,200人の従業員を有しており、世界各地域の約180カ国をカバーするグローバルな販売網は、メッセフランクフルトの強みの1つであると考えます。2019年のグループの売上高は7億3,600万ユーロを記録しましたが、2021年は約1億5,400万ユーロと新型コロナウイルスの世界的な感染拡大の影響を大きく受けた結果となりました。現在、メッセフランクフルトを含むグループ各国では見本市が再開されており、グローバルネットワークを活かして各業界と密接な関係を保ち、顧客のビジネス拡大に貢献しています。また、当社は「サステナブル経営」を企業戦略の中核に置き、環境保全、経済活動、多様性と社会的責任などの観点において持続可能な状態を実現する経営を実践しています。見本市主催事業以外にも会場の貸出、施工、マーケティング、スタッフサービスやケータリングなど、オフラインとオンラインを合わせた包括的かつ幅広いサービスを提供し、顧客のニーズに合わせてビジネスをサポートしています。
より詳細な情報は公式ウェブサイトをご覧ください。www.messefrankfurt.com